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2014年8月31日 @ 18:30 

 

普及学の基礎理論として知られるエベレット・M・ロジャーズ(Everett M. Rogers)のモデルでは、顧客は「イノベーター」「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」「ラガード」の5つの採用者タイプに区分される。この理論ではイノベーターとアーリーアダプターを合わせた層に普及した段階(普及率16%超)で、新技術や新流行は急激に拡がっていくとしている。そこで、イノベーターとアーリーアダプターにアピールすることが新製品普及のポイントであるとされてきた。

chasm
こちらがその図。故エベレット・M・ロジャーズ(Everett M. Rogers)はイノベーターとアーリーアダプターを合わせて16%としているが、彼がこの理論を確立したのは60年以上前の1962年でネットなんて無い。ハイテク用品の顧客自体が選ばれた人たちだった。このあとのキャズム理論も1991年にムーアっていう人が提唱したわけで、そもそもネットがほとんど普及してなかった時代です。現在とは大きく異なる。テレビと新聞しかなかった時代は誰もが同じ物を読んでいたが、「ネットに親しむ」にはそれなりのITリテラシーの高さが必要となってくるからだ。

少なくとも現在ではイノベーターとアーリーアダプターを合わせて16%なんて絶対にいない。この中でアーリーアダプター以上と言えるのは、まったくもって自分の体感値のみですが、約10万人、0.1%程度ではないかと思われます。この仮説についてはあとで数値の根拠を述べます。アーリーアダプターと、アーリーマジョリティの間には「キャズム」と呼ばれる大きな溝があるとされています。ええ、あります。とんでもなく深い溝です。日本海溝なみです。しかし現在では、アーリーマジョリティとレイトマジョリティの間にもっと大きなキャズムがあると思います。

わかりやすくネット用語変換もつけると、こんな感じでは無いかと思います。調査データではなくてあくまで体験値。
★イノベーター(インフルエンサー)★ 数百人〜1000人程度

★アーリーアダプター★ 10万人未満ということは0.3%??
※積極的にネットで情報を収集する
※ソーシャルを非常に積極的に運用する

<<<< キャズムと呼ばれる深い溝 >>>

★アーリーマジョリティ★
※ネットで買い物したり調べ物はするが、情報収集はあまり行わない。
※ソーシャルは比較的好き
※Yahoo!は見る

<<<< さらに深いキャズム >>>

★レイトマジョリティ★
※ネットで買い物は、たまにモールで。必要なときのみアクセス
※ソーシャルはLINEなど身内のみでやっている → バカッター存在域
※テレビはよく見るけど、年齢が高い層は新聞も読む
※芸能人のブログとかは見るし、モバイルゲームはする
※マイルドヤンキー、主婦、若い女性に多い感じ

★ラガード★
※ガラケーで一応天気予報とかは見ている感じ?
※ほぼテレビのみ

 

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