コンビニエンスストア大手のローソンが、店内カウンターで入れたてを提供するコーヒーで、100円のメニューを新たに加えることが17日、分かった。
9月末から全国の約9300店舗で展開する。コンビニコーヒーで100円はセブン-イレブン・ジャパンやファミリーマートなどが先行していた。ローソンはこれまで容量が多く185円で提供していたが、量を少なくした100円コーヒーを投入して他社に対抗する。
「マチカフェ」ブランドで展開するローソンは今回、コーヒーの容量サイズや価格を大幅に見直し、メニューを刷新する。
刷新後は最小のSサイズをセブンやファミマと同じ160グラム100円に変更。新たに250グラム150円のMサイズを追加し、Lサイズは従来の280グラムから300グラムに増量する一方、価格は216円から180円に値下げする予定だ。ローソンでは最小サイズを200グラム185円で提供していた。
さらに通常価格に対して30円値引きしていた会員価格もやめ、価格を一本化する。店員がカップに注いで手渡すスタイルや、コーヒー豆、味などは変えない。