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広島駅 新しい跨線橋(乗り換え通路)11月2日 供用開始

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2014年9月6日 @ 13:53

【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について

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(上記公式ページより)

使用を開始するのは現在の跨線橋の西側に建設中の新しい跨線橋(乗り換え通路)で、
付属する店舗も同時にオープンします。


6つの新規店舗も明らかになりました。

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在来線ホームより北の新幹線口側に
○おみやげ街道
○カフェ・エスタシオン


在来線ホーム上の跨線橋部分に
○ハースブラウン
○ミスタードーナツ
○驛麺屋
○セブンイレブン


これらのお店が乗り換え通路使用開始と同時にオープンとなります。
(カフェエスタシオンは現在の跨線橋付近から移転となります。)

11月2日の使用開始後は現在の跨線橋と南口1階の出口専用改札は、自由通路建設のために閉鎖されます。
駅ビルASSEと接続していた改札口と出口専用改札、そして新幹線口乗り換え改札が新しい乗り換え通路付近に移設となります。

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広電路面電車 高架で広島駅に乗り入れ

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2014年9月4日 @ 15:43


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(広島市資料より)

路面電車が高架になることで、広場内の機能の立体化が可能となりました。
これまで12バースしかなく周辺に分散していた広島駅のバス停は22バースにまで拡張されます。
これまでバスと同じ広場の西側にあったマイカー利用者向けのスペースは東側へ移動し、駐車台数は周辺の駐車場の整備状況などを鑑みて約半数の23台と設定されました。
タクシースペースの規模はこれまでと変わらないようです。


高架で乗り入れることとなる路面電車は乗車場と降車場をそれぞれ4ヶ所整備し、行先ごとにホームを分離します。

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JRを含む3者で合意したことにより、JR西日本による現在の駅ビルの建て替えが確定的になりました。
ビルは広場の半分より北側を占めるJR西日本の所有地いっぱいに建てられるものと思われます。
一番上の画像では黒い二点鎖線で示されるのが市有地との境界線ですので、バス乗り場の半分以上は駅ビルの1階に設けられることになります。
“駅ビル内における歩行者空間の整備”が盛り込まれたことにより、
新ビル内2階の南側で広場内を東西に貫く通路と、そこからA・B・Cブロック、さらにB・Cブロックを繋ぐペデストリアンデッキも今回の基本方針で計画されています。


また駅前大橋線で当初廃止の予定だった区間では、利便性の低下が懸念されるとして的場町から左折し本線稲荷町方面へ入る環状ルートも合わせて整備することが決められました。

猿猴橋町電停は廃止になりますが、こちらはペデストリアンデッキの整備やバス停の移設で対応するとのこと。

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「的場町」、「段原一丁目」電停は存続となりますが、新設線内(駅前大橋線)の5号線にも、松川町に新たに電停が設けられるようです。

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マツダスタジアム@広島

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2014年8月19日 @ 15:59

 

日刊SPAより

 

◆観客を指定席に縛り付けない開放感

練習中の選手

 メジャーリーグは球場のことをボールパークと呼ぶ。球場自体が一つのエンタテインメントスペースであり、野球を観るだけではなく行くだけで楽しめる様々なアトラクション、ホスピタリティを備えている。こうしたボールパーク的な思考に基づいて作られた球場は、マツダスタジアム以外にもある。東北楽天イーグルスのホームであるクリネックススタジアムもその一つだ。筆者はクリネックススタジアムにも足を運んだことはあるのだが、やはり元々“野球場”であったものを改装しているので、後付け感は否めない。

マツダスタジアム コンコース

 コンコースを歩いて球場内を一周する。多くの球場では内外野で隔絶されていたり、コンコースでは立ち止まって観戦することができない、またはコンコースからは試合が観られないことがある。だが、マツダスタジアムではほぼ360度、どこからでも試合を観ることが可能だ。自分の座席で観ることに飽きたら、散歩がてらに歩きながら観てもいい。自分の気に入った場所で立ち見をしていいので、観る場所を特定される窮屈感がないことでとても開放感が増すのである。この球場は野球を観に来た観客に選択肢をたくさん用意してくれるのだ。

マツダスタジアム 立ち見

 ここ数年、諸処の問題があって自由席が球場から姿を消す傾向にある。もちろん、マツダスタジアムも指定席が多い。しかし、この立ち見席の開放感によって格段に自由度は高くなっていると感じた。今回、初めて訪れた筆者のような人からすると自分の指定席だけではなくどこからでも好きな角度で試合を楽しめるはとても嬉しく、試合中は球場内を歩いて回るのが楽しくて仕方がなかった。

◆グルメもグッズも超充実

 野球好きならば、カープのグッズ戦略を羨ましいと思ったことは一度はあるだろう。カープのグッズはホームベース投げTシャツから始まった、自虐的とも言えるパロディグッズが有名だ。それに加えてここ数年、なぜか12球団のユニフォームを着てしまったカープ坊や、地元動物園などとのコラボグッズなどが加わりその数はかなりのものだ。実際、ホームページで確認してみるとタオル一つとっても何種類もあり、ファンに対する訴求力は非常に高い。グッズの数や種類が増えることでファンの購入意欲をそそらるだけではなく、ファン以外の人が手に取ってみたいと思うグッズが見つかる可能性が高くなるのだ。例えファンでなくともカワイイからという理由で購入する女子や子供はかなりいるのではなかろうか。球場で気に入ったグッズを見つけて購入したら、それがきっかけでファンになることは想像に難くない。筆者もドラゴンズファンでありながら安佐動物園とのコラボTシャツのレッサーパンダがあまりにも可愛かったので、娘に土産で買いそうになったくらいである。

安佐動物園 カープコラボTシャツ

 そしてスタジアムと言えばグルメ。先述したようにこのスタジアムはコンコースで一周することができる。そのため、どの席種であってもほぼ全ての売店で買い物ができるのだ。また、売店はチェーン店もあるがそれぞれに趣向を凝らしたものが多い。ビールの種類も1社独占ではなく、あっちはアサヒ、こっちはキリンというように選択肢の幅が広い。これ、些細なことかもしれないけどビール好きからするとものすごく大きなことなのではなかろうか?

マツダスタジアム 売店

 フライドポテト一つとっても専門店が一店、ハッシュドポテトを出す店やフィッシュアンドチップスの店などがあり、目移りしてしまうほどだ。

 まるでマツダスタジアムの手先のように褒めちぎってしまったのだが、野球に興味がない人ももちろんだが、カープ以外のファンの人は是非一度マツダスタジアムを訪れてみてほしい。球場という存在に対する考え方、野球観戦に対する考え方が変わると思う。そして、きっとこの素晴らしいスタジアムをホームにしている広島カープという球団に嫉妬してしまうはずだ。