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災害情報マップで台風に備えましょう

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2014年10月6日 @ 16:15 

 

今回の台風は首都圏直撃でしたね。山口県地方は影響もなくてよかったですね。

しかし台風はいつくるかわかりません。

 

そこで、こんなサービスもあります。

 

災害情報マップ

 

現在地、雨量、警報状況などを一瞬で把握できます

 

Googleが災害対策として台風マップを提供しています。色々台風情報サイトはあるのですが、知るかぎりこれが一番使いやすいようです。使い慣れたGoogleマップのUIで、台風の現在地や雨量や警報の情報などをチェックできます。

赤い円は暴風域。

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交通情報なんかも表示できます。

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こちらは避難所情報。

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東日本は公衆電話の場所までチェックできます。

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獺祭の後継者の結婚式@岩国

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2014年9月24日 @ 10:06

 

勝谷誠彦の××な日々。 より引用

 

岩国に行った慶事というのは『獺祭』の後継者であり副社長の桜井一宏君の結婚式だったのだ。新婦の薫さんとのご縁についてはもう『週刊新潮』の結婚欄にも書かれているし、人の幸せをあまり叙述する日記ではないのでやめておく(笑・お幸せに。とんでもない美人を、コノヤロ)。
 ドネツクの前線でも動揺しない私だが(馬鹿)昨日の披露宴は至近弾を何発も受けた思いがした。さすがは、私と危ない遊びをいろいろしてきた漢(おとこ)桜井博志蔵元である。漢はいいのだが、それで周囲がどれだけ迷惑していることか。なんでこんな飛び石連休の最終日に岩国くんだりまで呼ぶのかと思っていたら、新郎の挨拶でわかった。「23日」にこだわっていたのである。『獺祭』と言えば「磨き2割3分」。
 https://www.asahishuzo.ne.jp/dassai/story.html
 20年あまり前に私と蔵元が出会った原点でもある。バカだね~は、私と蔵元がお互いの人生において言い合っていたことであった。もういちど言ってやる。23日に無理やり?バカだね~(笑)。しかし息子も同じ程度にバカなので、旭酒造はますます元気だろう。なにしろ「アサヒ」はいまや、世界中のメディアが黙っていても宣伝してくれている。字が違ってよかった。旭日旗のラベルの酒を出しませんか。どはははははははは。めでたいのではしゃいでいる。
 さて、どこからレポートしようか。あまりにいろいろあるので、まずは「カタチ」から。会場は岩国国際観光ホテルである。
 http://www.iwakunikankohotel.co.jp/
 昭和です。それも「戦後前期昭和」。大浴場に行ったあと「あれ、部屋はどこだったっけ」という継ぎ足し継ぎ足しの旅館があるでしょう。あれだ。しかし部屋からは錦帯橋が眼下に見える。「世界の」『獺祭』のそれも国際展開を担当の一宏君の披露宴を、しかしここの「昭和の地元の宿」で開催するというのが桜井博志なのである。地元あっての地酒なのだ。
 桜井博志という先輩を呼び捨てにしたのは、拙著の中でそうすると決めたからだ。この日、引き出物の中に一冊の本があった。私の久しぶりの書き下ろし『獺祭 天翔ける日の本の酒』』。
 http://www.amazon.co.jp/dp/490190891X
 最初は「蔵元」とか「桜井さん」とか書いていたが、途中でど~でもよくなった。ので「桜井」である。久しぶりに私と重松清さんが交代で書いていた『女性自身』のドキュメンタリー「シリーズ人間」の血がたぎった。血はたぎるが、身体がついていかない。引退したプロのアスリートのことがよくわかりましたね。なんて書くと買っていただけないといけない。腐っても私でございます。腐ったからいい味も出るということもある。こんなこと書く作家はまずいない、ああ、自慢と宣伝がどんどん堕ちていく(泣)。
 そうそう、これも「23日までに出す」と言われて、この日記でも書いていた私は地獄の日々は、実はこれだったのだ。それが発売そのものは10月1日なのに「2割3分」の23日こだわったせいだとわかって、アホらしいやら、蔵元らしいと笑ったやら。ふう。
 ハッと疲れの記憶から立ち直る。そうそう、何しろ本の(まだ言うか)帯が「内閣総理大臣・安倍晋三」なのである。タイトルもそもそも『獺祭』のロゴをそのまま頂戴している。日本でもっとも売れている酒をタイトルにして、首相の賛辞をいただいて、これで売れなければ、私は本当にモノ書きとてダメだとういうことだ。おいおい「そうなるともっと面白い」と思っているでしょう。実は私も…。つるかめつるかめ。
 安倍さんつながりで「カタチ」の紹介を続ける。披露宴の冒頭にビデオメッセージがあった。「内閣総理大臣・安倍晋三」である。国連での演説がなければ、おそらくご自身が来ておられただろう。この時点で、一宏、離婚はなしだな、と気の毒に…をいをい。
 料理はどうだったのかと、実は身体を乗り出しておられる、とりわけ女性の読者の方々がおられるでしょう。これは、私も参った。なんと和食の至宝「青柳」の小山裕久さんがすべての料理を整えて下さったのである。あとでわざわざ私ごときのところに来て下さった彼は「300人近くの人を一度に相手にするのは初めてです」と、実に楽しそうに笑っておられた。これが良かったなあ。本当の職人というのは、こういうチャレンジが好きなんです。私と天下の小山さんを同列にするのもいかがなものかと思うが、理由も知らされぬまま23日までに本を完成させろと言われたのも、同じ立場だったわけだ。
 何となくそのあたりがあったのか、実は私はこの著名な料理人の方とは初対面。しかしあちらから挨拶に来ていただいて、目を見ただけで何だかわかりあえた、気が、私は、する(自信がない・泣)。
 彼の「青柳」に私はうかがったことがない。高い店には行かない、有名な店には行かない、接待はしてほしくても誰もしてくれない、の3原則が重なる店だからだ。
 http://www.koyama-hirohisa.co.jp/
 こんな失礼なリンクはまずないよな。しかし、昨日の料理を食べて「ひとりで自腹で」行ってみたいと思った。わけても牛肉が素晴らしかったので小山さんと話す時にそのことをコチョコチョと言うと「得たり」という顔をしていただいた。でまた「コチョコチョ」と秘伝を嬉しそうに言って下さるのである。ど~でもいいことだが、小山さんには失礼ながら私も芸で食べている人間である。そういう人種が嬉しくなる瞬間だね。

 珍しい体験だったので、今日はこれでいかせてもらいたいのだが「カタチ」だけでほとんど紙幅が尽きそうになってきた。しかし大切なのは「ナカミ」であって、お目にかかった人々なのである。3時間半にわたる披露宴だ。だいたい、途中で退屈になるか酔っぱらってしまいますよね。しかし、3時間半があっという間だった。しかも、酔っていない。一本ン万円の「磨きその先へ」のボトルがテーブルに置いてあって、呑んで下さいなんですよ。この卑しい私が呑まないわけがないのに、呑まない。話の方が面白くて、それどころではないのだ。隣が「島耕作なので。
 https://ja-jp.facebook.com/katsuyamasahiko
 みっともないです。本当に売れている作家と、それに乗ってなんとか売ろうとしているバッタモノ書きの違いを切り取っている。う~ん、写真の力を久しぶりに感じたなあ、と写真家が言ってどうする(泣)。
 そのもうひとつ隣がなんとわたせせいぞうさん!
 http://www.apple-farm.co.jp/
 ビッグコミックの担当者、なんでここにおらへんのや!あんたらの給料をいちばん稼いでいるおふたりがいはるんやで(笑)。
 かつて白泉社の新年会に呼んでいただいて、萩尾望都先生などのご尊顔を拝した時に、この業界にいてよかったと涙した私だが、まさか弘兼憲史さん、わたせせいぞうさんとご一緒できるとは。それぞれうかがうと、蔵元との関係が深い。もちろんのことだが、有名人を集めているわけではないのだ。だいたい、このメンツは、むしろ「複雑」でしょう。ツウなら快哉を叫びそうだが(苦笑)。
 こんな場でしかあり得ない話が、3人の中ではずんだ。若い編集者はわからないだろうが、ヴェテランならば「へえ」と感じるところがあって、本に一冊も作ろうと思いますよね。え?思わない?だったら、東良美季編集長で世論社から出しちゃうよ。「あの美しき日々」というタイトルで、昭和を代表する漫画家3人で。おっと、でも手のうちはあかしておこう。あまりに今の大出版社は馬鹿なので、ホントにオクラ入りになりかねないからね。
 「谷口ジローさんも同期なんですよね」と、突然、ずっとダンディでおだやかなわたせさんが話しはじめたのである。谷口さんは、いつも新しい。私もこれを注視しているのだが。
 <谷口ジローがルーブル美術館描く新連載が始動>
 http://news.mynavi.jp/news/2014/09/21/133/
 えっ?である。私たちは昭和を潰した馬鹿ばかり見てきたが、昭和を支えたこうしたクリエーターの人々の業績をもっと評価、いやおこがましいな、みなさん現役どころか素晴らしい作品を出し続けているのである。
 左側の席の話ばかりをしてきた。私の右の隣は隈研吾さんである。
 http://kkaa.co.jp/
 正面は荻野目慶子さんが、ご主人と一緒にいらっしゃる。これらもすべて「昭和」なのだ。いまや天下の『獺祭』である。しかし、この私のテーブル、いや、実は今日は紹介しきれないのが、あまりに面白いメンバーだったからなのだけれども、招いている人々の凄さよ。ニューヨークにいる安倍晋三首相の弟と、ヒソヒソと内緒ばなしをした。ここで紹介しているような拉致犯罪のキーマンだ。そのことも話した。若き蔵元たちもたくさんいた。幸せな会だった。私が幸せであったということを、一宏君と薫さんには覚えていていただきたい。おめでとう。