元「いまいち証券マン」のつぶやき
2014年6月26日 @ 19:37
資本主義の下では好況と不況が不定期にやってきて、
時には、市場が破壊されるような激震が来ることもある。
日本は1980年代に巨大なバブルがやって来て人々が巨額の借金
1985年に株式を全力を買って、1989年にすべて売れば、
★あとで紹介しますが「金融イソップ物語」を信じていれば バブル絶頂期の 1988年 に
持ち株 を全て処分できたはずです。まあ そんな人はいないでしょうが・・・(苦笑)
いつ、バブルが弾けるのかなど誰にも分からなかったから、
▼ 株式市場の暴騰と暴落は、不定期に繰り返している
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資本主義社会は、周期的に株式市場の大崩壊がやって来ている。
1927年 昭和金融恐慌
1929年 世界恐慌
1953年 スターリンショック
1963年 ケネディー・ショック
1971年 ニクソンショック
1987年 ブラックマンデー
1990年 日本バブル崩壊
1995年 阪神大震災バブル崩壊
阪神大震災の当日 私は山一証券に辞表を出しました。
もともと3連休明けに辞表を出す予定で たまたま 偶然日が重なった だけですが・・・
1997年 山一証券破綻・金融不安
1997年 7月。アジア通貨危機
1998年 ロシア・デフォルト危機
2000年 ITバブル崩壊
2001年 同時多発テロ
2008年 リーマンショック
2010年 ギリシャ・ショック
2011年 東日本大震災
本当に主なものだけでもこれだけある。こう見ると、
株式市場の暴騰と暴落は、定期で繰り返しているのではない。
不定期だから、
注視しなければならないのは、別のところにある。
▼ 新聞の一面に大暴落の記事が載っている時
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上記のリストで注視すべき点があるとすれば、「
誰でも知っていることだが、株式は安いときに買って、
新聞の一面に大暴落の記事がデカデカと載っている時、あるいは、
その時こそが、
暴落を見逃す心配はしなくてもいい。新聞もテレビも、
心配しなければならないことがあるとすれば、
現金は平常時に使うためにあるのではない。現金は非常時に、
どこが底なのかは別に知る必要はない。
ひとつの目安として、優良企業の株式が市場大暴落で20%
日頃は節制していても、
▼ 予測せずに方舟を作ることに力を注ぐ
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投資をビジネスにしているのではない限り、
要するに、無理する必要はまったくない。
私たちのほとんどは職業的な投資家ではないのだから、
たとえば、ニューヨーク株式市場も、
2007年に買っていた人は、売りも買いもしなかったとすると、
自分の資産が生き延びればいいだけの話であり、
ただ、2009年2月のリーマン・
どこが底なのかは誰にも分からない。しかし、
見逃したと残念がる必要はない。どのみち、
必要なのは、それがいつ来るかという予測ではない。
やがて来る次の審判の日までに、現金、
もう一度、上記のリストを見て欲しい。「次がない」なんて、
※1990年のバブル崩壊を予言した 本 が私が知る限り 1冊あります。
日経新聞社が1987年11月 に出版しています。
私も1990年頃 購入し 山一証券をやめる ふんぎり をつけた1冊でもあります。
以前は、徳山図書館にもありましたが、現在はどうなんでしょうか?
アマゾンでも買えますが、中古本で8,000円もします。
興味ある方は、一読をお勧めします。