Monthly Archives: 5月 2014

「好きな土俵」ではなく「勝てる土俵」で頑張る

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そもそも、「頑張る」という概念が間違っています。

好きな土俵では自然と相撲を取っています。

「自分は今 頑張っている」と感じるようなら

そもそも、その分野は「好きな土俵」ではないけれど

儲かりそうだから、仕事だから しょうがないと思って

むりやり自分に言い聞かせ頑張っているのかもしれません。

そこで「勝てる」でしょうか?

 

イチローのバット を探さなければなりません。

イチローはシーズンオフでも毎日の素振りをかかさないそうです。

小学校のときは1年360日、バッティングセンターに通ったとか。

 

イチローは誰からも強制されることなく、自分のために

バットを振っています。イチローに言わせれば

バットを振らないと 気持が悪く 気が付いたら毎日自然とバット

を振っているそうです。365日バットを持ち歩いているらしいです。

 

 

つまり、自分にとっての「バット」はなにか

これが一番大事なことですね。

 

ぬりぞうにとってのバットはなにか?

 

 

最後に昔 私が書いた駄文を引用して終わりたいと思います

(少し長くなります)

 

「自分の表現法と出逢う」 2012.9.30

人間ってみんな自分の中に「何か」を持っています。それは、なんらかの

表現方法を通して具現化しないと他人には伝わりません。

伝わらないと理解してもらえなし、それどころか、表現方法という

フィルターを通さないと、自分自身でさえそれが何なのか

意識できなかったりするんです。

誰かに自分のことを伝えたい、誰かに理解して欲しい、自分自身、今

自分の中に在るものを理解したい、というのは、

誰もが持つ自然な衝動です。

だから、その「自分の中の何か」を巧く(ああ、これなんだよ!

という感じで)表現しうる方法やツールを手に入れられたら、

皆とても幸せなはず。

 

自分を表現するツールとしてはたとえば、
話し言葉(表情とか含む)
書き言葉(散文)
書道・ペン習字  ←私は主にここですかね。
短歌・俳句、詩、コピーのような言葉、韻文
演芸(落語、漫才、駄洒落?)
写真

デザイン、意匠
楽器
メロディ、曲、リズム

体(踊り、劇、体操的なもの、いろいろ)
映像
料理
プログラム
創造物(建造物、モノ、現代アートみたいなもの含む)
働き方(?)
ビジネス
など、結構いろいろあるんです。

 

考えてみるとこれらの大半は学校で、しかも義務教育のかなり

早い段階でひととおり体験することです。作文書いて、

絵を描いて、韻文も作ってみたり、歌も歌って(なぜか)笛吹いて、

運動会には踊らされ、文化祭では演技もします。

 

そうか、あれって「あなたにとっての表現方法を見つけなさい」

っていう教育だったんだな、と思いました。なにかひとつくらい

自分にぴったりな「自分を表現する方法がみつかればいいよね」

という、そういう教育課程なんだと気がついたのです。

プログラミングは今の小学校のカリキュラムにはなさそうだけど、

それが個人の表現方法になり得るのなら、是非とも早めに

子供達にも体験させた方がいいですよね。

 

私は「テキスト、書き言葉」という比較的一般的な表現方法で

自分を表すことが得意でした。小さい頃から作文はよく入選していたし、

文章を書くことが大好きでした。テキストという一般的な表現ツールが

自分に合っていた私のような子供はとてもラッキーです。

しかし、私がもっとも得意でずっと続けてきたのが「

書道・ペン習字」など「字を書くことです」
私にとって 字を書くことは イチローがバットを振る

ぐらい自然なことで 毎日、何時間やっても飽きないんですね。

小学生の時 野球部に所属していて練習の間に週に

土曜日の午後半日だけ「習字」を習っていました。
小学館の「小学6年生」の書道コンテストの入選作をみてみると
「このレベルなら 俺の方が巧くねー 」と思い一日かけて

自信作を書き上げ出展してみました。
その結果、入選作を飛び越え、いきなりトップの特選獲得。
いきなりの全国一、この頃からですね。世間をなめてしまったのは(苦笑)
すみません、私の自慢話のようで話が脱線しました。

さて本題に戻ります。

でも、そうでない子もたくさんいます。自分に合った表現方法が

見つからなくて、周りに自分のことが理解して貰えなかったり、

自分自身が自分をうまく扱えなかったりすると結構つらいです。

わかってもらうことを諦めたり、拒絶したり、絶望したり、するかも

しれない。時には暴力や、“閉じる”という行動によって、

それを表現することになるかもしれません。

 

当然だけど、表現方法の幅よりも、人間の心の中にあるものは圧倒的に

多彩で多様です。だから、それを100%表現するのは誰にとっても

不可能でしょう。だけれども、出来る限りそれらを具現化することにより、

個々人の疎外感という不幸を減じる大きな力にはなるはずです。

だからそのツールとなりうるものは、できるだけ多く、早い時期に体験

できるよう、小学校などで触れる機会があればいいなと思います。

 

それとその際、「表現方法を探す」ことを明示的な目的として

認識させれば、より生産的とも思います。

言葉で表現できない感情を抱える(認識する)というのは、

「誰も俺をわかってくれない!」わけでも、

「コミニケーション能力が低い」わけでもなく、自分に最適な

表現ツールをまだ手に入れてない(出会っていない)

だけだと教えるのです。そして、その“手段を手に入れる”ために、

いろいろ試してみればいいのよと、言ってあげるのです。

 

以上

 

風景印 筆文字 手紙屋

http://www.puret.jp/shop/tegamiya.php

林修 今でしょ講演会@防府 その2

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いつやるか 今でしょ

 

 

 

 

続きです。

林修先生の講演会で印象に残ったフレーズ

「自分の勝てる分野を探し頑張る」

林先生は、予備校教師として最初採用されたときは
「数学」の講師でした。
しかし、予備校で教えだしてみると、数学の講師は
つぶぞろい、その中で生き残っていくのは困難だと感じたとのこと。
自分は数学が好きで、教えるのも好きだが
「ライバルの講師の上にいくことはできない」と悟り
他の教科を見渡した時、国語 とくにその中でも「現代文」の

講師のレベルが少し弱い。現代文の講師の中では

「他人より上にいける」と確信し 現代文の講師に転向

現在、予備校講師の中でも全国トップレベルになったとか。

 

ここで大事なことは、仕事で勝つ【結果を残す】秘訣を述べています。

(趣味の世界はまた別です)

 

★それは、自分の好きな分野ではなくて、自分の特性(向き不向き)を

十分に精査し、他人に勝てる分野で頑張るとのこと

 

ただし、誰でも林先生のように全国1位になれるのか?

そんなことはないですね。

林先生の場合、高校3年生の時 全国模試で総合1位を取ったことが

あり、東京大学法学部に現役合格しています。

もともとは、理系なので数学、物理などは当然「満点」です。

英語、国語も満点近く 全教科合計で

1000点満点の900点ぐらい取っています。

 

私も5月5日で50歳になりますが、当時の共通1次試験を受験された

ご同輩 困難さがわかりますね(苦笑)

 

次回、自分にとっての 得意技、他人に勝てる「必殺技」について

考えてみたいと思います。

 

みなさんも「この分野なら勝てる」という得意技=必殺技 があるか

GWゆっくり考えてみて下さいね。

 

それでは、また次回